レンタルサーバーのデータベースには作成数と容量がある?

まずデータベースの役割について

ここでのデータベースというのはMySQLの話に統一されています。最近のレンタルサーバーにはMySQLというデータベースがついています。このMySQLは、ただ単にHTML言語やCSS(スタイルシート)で作成されたホームページ(WEBサイト)に関係がありませんがMySQLはwordpressやECサイトなどのCMSといわれるサイトの構築でも多く利用されます。
(1)例えば、wordpressでいえば今、文字を打っていますがこのデータを保存するのもMySQLの役割になります
(2)例えば、顧客が入力したデータを保存しておくのもMySQLの役割です。
このMySQLを含めてデータベースとも呼ばれますが、このデータベースは各レンタルサーバーで1個につき容量が制限されている。または全体の容量が制限されているようです

wordpressを使っているこのサイトのMySQLを実際に見て何が入っているのかを確認してみます

こちらのサイトのMySQLをダウンロードをして開いてみました。

左の画像はクリックすると拡大で見ることが出来ます。オレンジの線を入れてありますが、視点を定める目的と、文章がよくわかるところに線を入れてあります。

この状況を見ると、MySQLに文章やCSS(スタイルシート)の構成が入っているようです。ということはMySQLの全体の容量制限が300MBに定められていた場合、MySQL全体の容量が300MBを超えると、これ以上はworldpressで投稿することは出来なくなるということになります。

対策としてwordpressの場合は古い投稿などを削除する、あるいは上位のプランに変更を行ってMySQLの容量自体をアップさせないといけないようです。ECサイトの場合は顧客情報を削除するか(しかし、顧客情報の削除は出来ません)あるいは上位のプランに変更を行ってMySQLの容量自体をアップさせないといけないようです。

MySQLの容量は把握したほうが良い
レンタルサーバーのお申込み方法、機能や、料金など様々なページを開いて見て気付いたのですが、MySQLの作成数は表示されていても、MySQLの容量の記載についてはすぐに見つけられないレンタルサービスが多いようです。しかし各レンタルサーバーの説明を詳しく見ていると掲載されている場合があります。

例えば、さくらのレンタルサーバーの場合

さくらのレンタルサーバの場合、データベースと記載されて説明があります。このデータベースと記載されている理由はさくらのレンタルサーバーでは、MySQLとSQLiteとBerkeley DBの3種類を使用することが出来ますので総称でデータベースという名前で記載されているようです。ここで下の違うサービスとの比較になるように使用できるデータベースの種類を掲載いたします。

使用できるデータベースの種類

MySQL SQLite PostgreSQL Berkeley DB
使用可能 使用可能 利用不可 使用可能

以下はさくらのレンタルサーバーに記載されている内容:
基本的に制限は設けておりませんが、共用データベースサーバでは使用量の目安がございます。
※データベース1個の目安値ではありません。
目安以上の容量を使用された場合、他のお客様への影響がでたり、障害が発生した場合、データの復旧が正常に行えない 可能性がございます

プランから見た容量:

プラン名 スタンダード プレミアム ビジネス ビジネスプロ
全体の容量 100GB 200GB 300GB 500GB
データベースの全体の作成可能数 20個 50個 100個 200個
1つのデータベースの容量 500MB(データベース1つを全体の最大限まで利用した場合)この場合、作成して使用するデータベースは1つです 1GB(データベース1つを全体の最大限まで利用した場合)この場合、作成して使用するデータベースは1つです 2GB(データベース1つを全体の最大限まで利用した場合)この場合、作成して使用するデータベースは1つです 3GB(データベース1つを全体の最大限まで利用した場合)この場合、作成して使用するデータベースは1つです
データベースのみの全体の容量 500MB 1GB 2GB 3GB

エックスサーバーの場合

エックスサーバーの場合、MySQLと記載されて説明があります。エックスサーバーでは2種類のデータベースを使用することが出来ます

MySQL SQLite PostgreSQL Berkeley DB
使用可能 使用可能 利用不可 利用不可

以下はエックスサーバーに記載されている内容:
MySQL データベース1個につき、ご利用いただける容量の目安は下記の通りです。
MySQL4  50MB
MySQL5.0/MySQL5.5/MySQL5.7   500MB
この容量を著しく超過する場合や、DBの負荷が大きい場合は、リソース制限の対象となる場合があります”

上記の内容に付け加えると最新のCMSはMySQL5.0以降で稼働していますので容量は500MBが目安です。ただエックスサーバーの場合はMySQL1個の容量についての記載になっています。
プランから見た容量:

プラン名 X10 X20 X30
全体の容量: 100GB 200GB 300GB
データベースの作成可能数 20個 50個 100個
1つのデータベースの容量 すべてのプランで目安として500MB
データベースのみの全体の容量  約1GB  約2.5GB   約3GB

エックスサーバーは100GB無制限レンタルサーバー【X2】シックスコアwpX
というレンタルサービスも行っていますがX2のデータベースの作成数は無制限ですがMySQL1個の容量は500MBです。シックスコアも同じく作成数は5個から20個までありますがMySQL1個の容量は500MBです。

wpXの場合

エックスサーバー関連ですがwordpress専用で少し形式が違いますので表を掲載しています。wpX
では1種類のデータベースがご利用できます。こちらは、wordpressの作成数に制限があり1つのみ作成と運用ができます。またMySQLは全体という記載になっているパターンです。なぜかと言いますと1つのWordpressの場合、使用するMySQLは1個だけなのです。

MySQL SQLite PostgreSQL Berkeley DB
使用可能 利用不可 利用不可 利用不可

プランから見た容量:

プラン名 グレードA グレードB グレードC グレードD グレードE グレードF グレードX
全体の容量: 10GB 20GB 30GB 50GB 100GB 150GB 250GB
データベースの作成可能数 どのプランも1つ
データベースのみの全体の容量 150MB 300MB 500MB 500MB 1,000MB 1,500MB 2,000MB

MixHostの場合

MixHostの場合、MySQLと記載されて説明があります。2種類のデータベースを使用することが出来ます

MySQL SQLite PostgreSQL Berkeley DB
使用可能 使用可能 利用不可 利用不可

以下はMixHostに記載されている内容:
ご契約容量の範囲内でご自由にご利用いただけます

こちらはこのサイトで借りているレンタルサーバーです。管理画面の中で探してみるとMySQL® ディスク使用量という表示があり、4.2MB/9.92 GBの記載がありました。
4.2MBは現在の使用量です。こちらが使用しているのはwordpressですが現在、8件の投稿がインターネット上に表示され、10件の投稿が途中まで作成されデータとして保存されている状態です。
これを踏まえるとデータベース1個の容量制限が500MBだった場合、Wordpressだとかなり少なく見積もっても600件以上の投稿は可能だと思います。

プランから見た容量:

 プラン名 エコノミー スタンダード プレミアム ビジネス ビジネスプラス
全体の容量: 10GB 20GB 40GB 60GB 80GB
データベースの作成可能数 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限
1つのデータベースの容量 不明ですが、ご契約容量の範囲内でご自由にご利用いただけますという記述なので1つだけを利用した場合は、全体と同じなのかもしれません
データベースのみの全体の容量  約10GB 不明 不明 不明 不明

その他にも数件のレンタルサーバーを確認してみました

例えば、ロリポップの場合
ロリポップ!の場合は、ロリポップの公式サイト内を見たり、公式サイト内の検索を使ってSQLの容量についての記載を探して見ましたがMySQLの作成数の記載はあるもののMySQLの容量についての記載はありませんでした。実際にお試しいただいて管理画面から探してみるしかないようです。こちらではおすすめにしているサービスでもありますので、再度探してみます。

例えば、ABLENETの場合
ABLENETの場合は、上記と同じくMySQLの作成数は記載されていましたがMySQLの容量については記載がありませんでした(こちらはお試し利用が出来ません)

例えば、ラクサバの場合
ラクサバの場合は、上記と同じくMySQLの作成数は記載されていましたがMySQLの容量については記載がありませんでした(こちらはお試し利用が出来ます)

その他のレンタルサーバーをきちんと調べていませんが一部はMySQLの容量を追加するオプションをつけているレンタルサーバー、MySQLの容量が制限を超えた場合は後払いでその分を請求するといったサービスもあったはずです。(2017年2月10付けでは各レンタルサーバーのデーターベース及びMySQLの容量をきちんと把握できていません)

MySQLの容量が記載されていない場合どうしたらいい?

現在使用されているレンタルサーバーにデータベースの容量が記載されていない場合、レンタルサーバー会社にお問合せをしてください。まだレンタルサーバーをご利用でない場合は、ご利用されたいレンタルサーバーの機能、設定の詳細部分をご覧ください。記載がなくサービスをお試し出来るレンタルサーバーの場合は一度ご利用してみて管理画面で探してみてください。

こちらでは、各レンタルサーバーの評価を行うために1件ずつデータベースの容量も調べていくつもりですが容量の記載がない場合、お問合せいただくか実際にお申し込んで確認するしかないようですという記述をするつもりです。こういう記載についても評価部分として判断材料になります。

最後にMySQLの作成数が無制限って意味があるの?

wpXのレンタルサービスを元に考えるとwordpressには1つのMySQLに割り当てを行うことしかるできないようです。逆にX2のサービスには無制限に作成できるという記載がありますのでCMSの種類(サイト構築など)による場合や、もしくはご自身で構築した場合は複数のMySQLに割り当てることが出来るという解釈になります。なおCMSは大まかにいうとwordpressもそのジャンルに入ります。




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