Avast-Free-Antivirus(アバスト無料アンチウイルス)とは?アバスト無料アンチウィルスソフトのインストールをおこなった事例、実際にスマートスキャンをおこなった事例をご紹介しています。
またスマートスキャンの利用後(アバスト無料アンチウイルスを利用したために)脅威となるファイルが入れられていないか他社のオンラインスキャンを実施し結果を掲載しています。
Avast-Free-Antivirus(アバスト無料アンチウイルス)とは?
20年に渡り提供されているアバストアンチウィルスは、GDPR、CCPA等の個人情報保護法に完全に遵守し、無料ながら主要な調査機関に強さと軽さで最高レベルの評価を受け続けています。アバスト アンチウイルスソフトウェアは、セキュリティやパフォーマンスの問題をスキャンして、即座に修復するのに役立ちます。また、未知のファイルがデスクトップパソコンやノートパソコンに届く前に分析されるため、パソコンがリアルタイムで保護されます。しかも、すべて無料で提供されます。
運営会社について
Avast Software(アバストソフトウェア)は、1988年に設立された、プラハに拠点を置くチェコ共和国の企業。主にソフトウェア開発などを行なっている。2022年にノートンライフロックの一部門となっている
日本のサービス開始時期について
中古で買い取られたドメインでなければドメインを調べることでいつからそのドメインが使用されているかが判明します(サービスの提供開始時など)
日本向けのドメイン:https://www.avast.co.jp
- [ドメイン名] AVAST.CO.JP
- [そしきめい] あばすとりみてっど
- [組織名] Avast Limited
- [登録年月日] 2010/03/08
ユーザーの声
以下は公式に記載されてるユーザーの声です。公式に記載されているユーザーの声ついては基本的に信じておりません(個人の見解です)
(1)アバスト ソフトウェアの UI は最高です。何年にもわたって快適に動作しています。良いところを挙げればきりがありません。
(2)アバストの製品は本当に優れものです。私は Mac OS X と Windows マシンの両方でアバストのアンチウイルスを使っています。これに勝る製品は他にありません。
X(旧ツィッター)に記載されていた内容
以下のコメントを見る限りウイルス対策ソフトの利用をおこなった、もしくはブラウザの利用をおこなったユーザーの閲覧データを収集し販売をおこなったという話はあるようです。
(1)アバストは、実際にユーザーの閲覧データを販売した「プライバシー」ソフトウェアに対して1650万ドルの罰金を科しました/何年もの間、ウイルス対策ソフトウェア会社はユーザーの同意なしにユーザーのWebブラウザから情報を収集しました。
(2)FTCの訴状によると、アバストは少なくとも2014年から2020年にかけて、自社のウイルス対策ソフトウェアとブラウザ拡張機能を通じてユーザーのWeb閲覧情報を収集した。これにより、宗教的信念、健康上の懸念、政治的見解、場所、財務状況に関するデータを収集できるようになりました。
(3)アンチウィルスソフトから収集したブラウザ閲覧データを売り飛ばしていたAvast社に対し、米国連邦取引委員会(FTC)が1,650万ドルの罰金を科した。自社ソフトがプライバシーを保護すると標榜していたが、利用者を特定可能な形で詳細な閲覧データを販売することを通知せず Lineもだよな~
インストール例です
アバスト公式サイトからアバスト無料アンチウイルスソフトのダウンロードをおこないます(ダウンロードをおこなった日は2024年07月01日です)。公式サイトから無料ダウンロードをクリックします。
ファイルのダウンロードが始まります。
ダウンロードをおこなったファイルをクリックします。
インストール画面が表示されます。
インストールをクリックする前に注意点があります。
下の部分を拡大すると アバストセキュアブラウザをインストールしてください。という表示があり
- アバストセキュアブラウザのインストールをおこなうという☑が入っています。
- 2つの赤い□の部分をクリックすればチェックが外れます。
今回はアバストセキュアブラウザのインストールはしない状態でインストールをクリックします。
- 直接インストールをおこなうのは2回目です。1回目は気づかずにブラウザのインストールをおこなってしまっていました。
- また他社の違う種類のソフトをインストールした際にアバストアンチウィルスとアバストブラウザが自動でインストールされたことがありました。
インストールをおこなっています。
アバスタとがリアルタイムで保護しています。続行をクリックしています。
スマートスキャンを利用してみます
スキャンを実際に利用してみます。無料で続行をクリックします。
初回スキャンを実行しましょうという表示がされます。初回スキャンをクリック
スキャンをおこなっています。スキャンの過程はここから省略します。
スキャンの結果がでました。意図的ではないのですが前日にパソコン内のキャッシュの削除やシステムのリフレッシュという作業をおこないました。
- パソコンの出荷時までに戻す方法ではありませんが、こちらがインストールをおこなったソフトウェアについてはすべて削除されます。
- リフレッシュ前にパソコン内にあったフォルダやファイルなどは削除されておりません。
こちらの場合はパソコンを起動させログインをおこなうときにユーザーが2つあります。両方スキャンをおこなっています。
1つ目のユーザーIDのスキャン結果
こちらはリフレッシュをおこなった後にchromeブラウザのインストール、Edgeブラウザのインストール後にX(旧ツィッター)やインスタにログインをおこなったり検索をおこなっています。
- 銀行にアクセスはしておりませんがXやインスタに関してブラウザに履歴などのデータが残ってる状態だと思います。
- 表示がされているメールボックス●●●@hotmai.comというメールアカウントはパソコンのログインの際に表示されているアカウント名です。
- リモート攻撃に対して脆弱ですという記述がありますが、ハッカーあるいは悪意のあるソフトウェアによるインターネッまたはネットワークを経由したアクセスを防止できるWindowsファイアウォール自体は機能しています。Windowsファイアウォールで完全シャットアウトできているかはこちらは詳しくありませんので何とも言えません。
- 機密文章が保護されていませんという記述がありますが、以下のファイルは機密文章ではありません。ファイルを作成しようとしてファイル名を間違って入力しそのままデスクトップ内に置いてあるExcelファイルです。アメーバブログのログインIDやパスワードを記載したメモ帳のファイルはこちらのデスクトップ内にありましたが・・・。
スキャンの結果画像
2つ目のユーザーIDのスキャン結果
こちらは最終的な判断としてchromeブラウザ、Edgeブラウザの2つをアンインストールした後にスキャンをおこないました。internetExpressという古いブラウザが削除できない状況ではありましたが使用はおこなっていません。
- ブラウザの使用についての履歴はないはずですが・・・。パソコンの状態をパソコンの出荷時にまで戻してはいませんので何とも言えません。
- 表示がされているメールボックス●●●@exmpie.comというメールアカウントはパソコンのログインの際に表示されているアカウント名です。
- リモート攻撃に対して脆弱ですという記述がありますが、ハッカーあるいは悪意のあるソフトウェアによるインターネッまたはネットワークを経由したアクセスを防止できるWindowsファイアウォール自体は機能しています。Windowsファイアウォールで完全シャットアウトできているかはこちらは詳しくありませんので何とも言えません。
- 1つ目のユーザーIDの結果でメールアカウントが表示されていましたが、こちらが所持をおこなっているメールアカウントがなぜ判明しそれを取り上げたのかを知るために2つ目のユーザーIDのスキャンをおこないました。それでパソコンのログインの際に表示されているメールアカウントが表示されていると判明しました。
スキャンの結果画像
無料版だからかは不明ですがウイルス検知ではなくパソコン内を調べてわかる範囲で指摘をし有料サービスに誘導するような感じに思えます。
全て解決ボタンをクリックした場合
スキャンの結果の画面上に全て解決というボタンがありますのでクリックしてみます。すべてを解決をクリックすると有料の案内が表示されます。
有料の案内:1
1
有料の案内:2
それとは別に保護された状態に移行されるようです。
機能自体は色々とありますが、こちらのページではここまです。
最後に脅威となるプログラムが入っていないかを確認します
今回はAvast-Free-Antivirus(アバスト無料アンチウイルス)のインストールおよびスマートスキャンをおこないました。Avast-Free-Antivirus(アバスト無料アンチウイルス)のアンインストールはおこなっていない状態で、脅威となる問題が発生していないかをトレンドマイクロソフトのオンラインスキャンを使用して確認してみます。
トレンドマイクロソフトのウイルス検知機能が完璧かどうかは定かではないですが一応です。また、インストールをおこなう前にもオンラインスキャンをおこなって脅威がないかを確認しています。
経過途中
2024年07月02日の時点で問題となるようなプログラムが入ってる様子はないようです。
ただユーザーの閲覧データなどを収集するプログラムは他社でもおこなわれている(閲覧データを販売する意図ではない)可能性がありますので脅威と判断されるかどうかは不明です。