ロリポップ!WordPressのPHP8.0への変更と注意点

WordPressのPHPのバージョンを8.0に変更をおこないたい場合

ロリポップ!レンタルサーバーでは不期的ですが、PHPのバージョンアップがされます。ロリポップレンタルサーバーの場合、ロリポップ!ドメインまたは独自ドメインの1つ1つにPHPが割り当てられています。

またロリポップ!レンタルサーバーのPHPの最新バージョンは2021年7月28日時点でphpのバージョン8.0がご利用できます。

もしご自身が利用をおこなっているロリポップ!ドメインまたは独自ドメインに設定されているPHPが7.4等の場合、PHP8.0にバージョンアップされたらPHPの設定の変更はどうしたらできるか?

WordPressの利用をおこなっている場合はPHPのバージョンを変更後、Wordpressのインストール自体を再度行う必要があるのか?についての説明をおこなっているページです。

PHP7.4からPHP8.0への切り替え後中止とエラー報告

2021年7月29日にPHP7.4からPHP8.0に変更をおこなった後に、PHPの変更前に削除をおこなっていたプラグインのインストールし直しましたが、その後こちらのWordpressではエラーが発生しました。

WordPressのダッシュボートから今まで投稿をおこなった記事の編集などはおこなえましたが、編集部分でブラウザでページの表示をおこなう際にエラーが表示される。検索エンジンから検索をおこなってクリックをするとエラーが表示されるということが起きました。

今回のエラーについてはロリポップ!レンタルサーバーだから起きたエラーというわけでもないようです。桜のレンタルサーバーや他のレンタルサーバーでも起きています。

原因についてはプラグインの影響という内容がありましたが、こちらが導入をおこなっているプラグインのどれが原因かを特定するのには時間がかかりそうなため、一旦、PHP7.4 に戻してみました。

そうすると正常な状態に戻ったためPHP8.0への切り替えは原因となったプラグインを特定してからおこなってみます。

PHPの変更前にプラグインの削除をおこなう

WordPressの場合はプラグインがありますが各プラグインはPHPのバージョンに合わせたプログラムではないとプラグインが動作しないことがあります。そのためPHPのバージョンの変更をおこなうとプログラムによっては正常に動作しない事があります。
またプラグインの影響で場合によってはWordpress自体が動作しないということも考えられますので、PHPのバージョンを変更する前に、まずインストールをおこなっていたプラグインのメモをおこなってください。
その後、WordPressにインストールをおこなったプラグインを一度すべてアンインストール(削除)をおこなって、PHPの変更をおこなってから再度必要なプラグインのインストールをおこなうというのも1つの手段だと思います。
*こちらがインストールをおこなっていたプラグインに問題があったようでPHP8.0 に変更をおこなった後にブラウザで作成をおこなった各ページを確認したところエラーが表示されました。この件についてはまた別のページで説明をおこなわせていただきます。

PHPのバージョン変更方法(詳細説明)

(1)ロリポップレンタルサーバーにユーザーID、ロリポップ!ドメイン、パスワードで(2)ユーザー専用パネルにログインをおこない(3)サーバーの設定・管理にマウスのカーソルを合わせて、(4)PHP設定という表示をクリック(5)各独自ドメインのPHPのバージョンが表示されていますので変更し(6)保存をクリックしてください。

こちらの手続きでPHPの変更もできますがWordpressで利用されているPHPのバージョンも変更されます。下に詳細説明およびWordpressのPHPの変更がおこなえたかを確認する方法をご紹介していますのでご覧ください。

手順1:ロリポップレンタルサーバーにアクセスをおこないます
ロリポップ!レンタルサーバーにログインをおこなうため、ロリポップ!レンタルサーバー公式サイトにアクセスをおこない、ログインという表示にマウスのカーソルを合わせます。

手順2:ユーザー専用ページをクリック
ログインにマウスのカーソルを合わせると(A)ユーザー専用ページ(B)ロリポップ!WEBメーラー(C)ロリポップFTPという表示がされます。その際に(A)ユーザー専用ページをクリックしてください。

手順3:ログインをおこないます
(A)アカウント名(B)ロリポップ!ドメイン(C)パスワードを入力しログインをクリックします。

手順4:ユーザー専用パネルにログイン後
ユーザー専用パネルにログイン後、サーバー管理・設定にマウスのカーソルを合わせます。その後、表示された中からPHP設定をクリックします。

 

手順5:PHPの設定の表示
PHPの設定をおこなえるページが表示されます。変更例については、こちらのサイトのhttps://ssdkzys.netのPHPのバージョン変更を例とします。

こちらのURLはhttps://ssdkzys.netですが、PHPのバージョンの変更をおこなう際には「https://」「s」という部分は表示されておりませんのでhttp://ssdkzys.netという表示がされているPHPの変更をおこないます。

ご覧になられている方でも同様です。ssl化をおこなってもPHPの設定ページではURLに「s」はついておりませんので「s」がついてない状態のURLのPHPを変更されてください。

今回の例として7.4から8.0に変更をおこなうため、7.4の右の「↓」をクリックします。

 

手順6:PHPの設定の変更

すると現在利用ができるPHPのバージョンが表示されます。

 

手順7:PHPの変更をクリック
PHP7.4を選択し、横の「変更」という表示をクリックします。これでPHPの設定変更に関しては終了です。

 

手順8:PHPの変更をクリック2
変更について確認が表示されます。OKという表示をクリックしてください。これでPHPのバージョン変更は終了です。

PHPの変更ができたかをプラグイン「Query Monitor」で確認します

PHPの設定変更が終了しても、実際に変わったのか?が気になります。WordPressの場合は、プラグインと呼ばれる外部プログラムを導入できる機能があるのでPHPのバージョンが確認できる「Query Monitor」を導入して確認をおこなってみます。

(1)PHPバージョン変更前の確認 
バージョンの横に7.3.20という表示が出ています。

 

(2)PHPバージョン変更後の確認 
バージョンの横に7.4.8という表示が出ていますのでPHPのバージョンの変更はできたようです。

今回のPHPバージョンの変更確認はWordPressでおこなっていますが、その他のSMSやPHPを利用したプログラムでも同様に変更が行われてると思います。

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