Thunderbirdメールソフトバージョン128.3のフィルター機能を利用して条件に該当するドメインから届いたメッセージを自動で別のフォルダに振り分ける、もしくはゴミ箱に移動させる設定方法を紹介しています。
- 設定例としてPayPay銀行から届いたメッセージを別のフォルダに振り分けます。
- 本来なら@の後ろがドメインなのですが違う場合があります。そのためPayPay銀行のドメイン以外にもドメイン部分の設定例を3つ紹介しています。
こちらのページについては説明内容が少し難しいのでページの下まで広告はありません。
メールソフトを起動させます
Thunderbirdメールソフトバージョン128.3を起動します。
右上に表示がされてある「メニュー」を1回左クリックしてください。
「ツール」を1回左クリックしてください。
「メッセージフィルター」を1回左クリックしてください。
「新規」を1回左クリックしてください。
ドメインの自動振り分けをおこなう設定をおこないます
フィルター名とフィルダーするタイミング
- フィルター名を入力してください。
- 手動で実行するにチェックを入れたままの状態だと、自動以外にご自身のタイミングでもおこなえます。
- 新着メール受信に『迷惑メール分類前に実行』『迷惑メール分類後に実行』という選択肢があります。『迷惑メール分類後に実行』をおすすめします。
- 『アーカイブ時』の□を1回左クリックしチェックを入れるかどうかはお任せします。
- 『メール送信後』の□を1回左クリックしチェックを入れるかどうかはお任せします。
- 『定期的、10ごと』の□を1回左クリックしチェックを入れるかどうかはお任せします。
- 今回は「すべての条件と一致のみ」という条件のみで紹介していますのでそのままでお願いします。
差出人を選択
差出人とはメールアカウントを指しますがドメインを指定する場合も同じです。差出人を1回左クリックし、選択してください。
条件の選択
メールアカウントのドメインもしくはドメインの一部分を指定する場合は『に次を含む』を1回左クリックし選択してください。
空欄にドメインの入力をおこないます
今回はドメインを指定します。
例としてyahooの場合、ドメインは以下です。
*すべてのメッセージが届いているので@の前の文字を記載しています。
- mobile-info-master@mail.yahoo.co.jp
- ebookjapan@mail.yahoo.co.jp
- ybb-info-master@mail.yahoo.co.jp
- marketing-info-master@mail.yahoo.co.jp
- keitaishop-info-master@mail.yahoo.co.jp
@の後ろのドメインが1種類しかありません。そのため@mail.yahoo.co.jpと考えます。空欄に@mail.yahoo.co.jpと入力します。
例としてまぐまぐメールマガジン配信サービスの場合、ドメインは以下です。
こちらでは公式および配信されているメールマガジンを受信しているので@の前の文字を記載しています。
- osusumepr@mag2-tayori.com(まぐまぐ運営から届くメールマガジン)
- tripeditor@mag2official.com(まぐまぐ運営から届くメールマガジン)
- mag2evening@mag2official.com(まぐまぐ運営から届くメールマガジン)
- mailmag@mag2tegami.com(個人が配信をおこなっている英語関連のメールマガジン)
- mailmag@mag2letter.com(個人が配信をおこなっている本関連のメールマガジン)
@の後ろのドメインが3種類あります。ドメインが違った場合は共通の部分を探します。まぐまぐの共通の部分は@mag2と今回は考えます。空欄に@mag2と入力します。
例としてPayPay銀行からのメッセージの場合、ドメインは以下です。
*こちらでは一部のメッセージが届いていますので@の前がわかる場合は文字を記載をしています。
- ●●●●@cc.paypay-bank.co.jp
- ●●●●@cc02.paypay-bank.co.jp
- ●●●●@paypay-bank.co.jp4
- ●●●●@fx.paypay-bank.co.jp
@の後ろのドメインが4種類あります。ドメイン部分が違った場合は共通の部分を探します。paypay銀行の共通の部分はpaypay-bank.co.jpと今回は考えます。空欄にpaypay-bank.co.jpと入力します。
例として楽天銀行からのメッセージの場合、ドメインは以下です。
*こちらではわかりませんので@の前の文字は記載していません。
インターネットショッピングで楽天銀行デビットカードをご利用の際、次のドメインで送信されるメールでのワンタイム認証が必要な場合があります。
- @paysec.cacs.jp
当行から配信するメールのドメインは、
- ●●●●@mail.rakuten-bank.co.jp
- ●●●●@rakuten-bank.co.jp
- ●●●●@ac.rakuten-bank.co.jp
- ●●●●@cc.rakuten-bank.co.jp
- ●●●●@fr.rakuten-bank.co.jp
楽天銀行デビットカードのドメインはまったく違いますので同時に設定をおこなうには無理があります。楽天銀行の共通の部分はrakuten-bank.co.jpと今回は考えます。空欄にrakuten-bank.co.jpと入力します。
以下の動作を実行する
『メッセージを移動させる』のままで問題ありません。
フォルダーを指定してください
こちらではThunderbird-info@ssdkzys.netの受信トレイにPayPay銀行からのメッセージというフォルダを作成していますのでそちらにメッセージを移動させます。
- フォルダーを選択してくださいを1回左クリックしてください。
- メールアドレスが表示されますのでメールアドレスを選択して1回左クリックしください。
- メールアドレスを選択すると右側に受信トレイ、ごみ箱という表示がされます。ゴミ箱にメッセージを移動させたい場合は「ゴミ箱」を1回左クリックしてください。
- 作成されたフォルダが表示されていない場合は「受信トレイ」を1回左クリックしてください。
- 受信トレイの下に表示された作成されたフォルダを1回左クリックしてください。(こちらではPayPay銀行からのメッセーを1回左クリックしています)
- これで例としてPayPay銀行からのメッセージというフォルダにメッセーが移動することになります。
「最後にOK」を1回左クリックしてください。
- OKをクリックすると管理画面に切り替わります。
- 「今すぐ実行をクリック」を1回左クリックすると、現時点で受信トレイの中にあるメッセージで条件が当てはまるメッセージがある場合は移動しますので、条件設定が正常に作動するかテストをおこなうこともできます。
- もし条件設定が正常に作動しなかった場合は編集で内容の変更をおこなうことができます。