こちらのページではロリポップ!レンタルサーバーのWordPressで成功したアップロードファイルの容量上限値を変更する方法をご紹介しています。
WordPressのAll in One WP Migrationプラグインを利用し投稿や画像など利用しエクスポート(出力)をおこなって、トラブルなどが起きた場合に、
ロリポップ!レンタルサーバーでインストールをおこなったWordPressに投稿や画像などのインポート(入力)をおこなう場合、アップロードファイルサイズの上限値の変更をおこなう必要性があります。

512MBに設定後、ALL-One WP Migrationを利用してエクスポートをおこなった330MBのファイルのアップロードをおこなってみましたが問題なく成功しました。
WordPress最大アップロードファイルサイズをライトプランで変更する方法
ライトプランの最大アップロードファイルサイズは20MBとなっていますが、php iniを変更し.htaccessファイルに追加した記述を優先させて最大アップロードファイルサイズを512MBまで変更します。
PHPモジュール版を使用されている場合はPHPCGI版に変更する
モジュール版はphp ini設定の変更ができませんのでCGI版に変更する必要があります。変更するためユーザー専用ページにログインをおこない、「サーバーの管理・設定」にマウスのカーソルを合わせて右に表示がされた「PHP設定」をクリックします。
対象となるドメインのPHPバージョンの右の↓をクリックすると各バージョンが表示されますので、CGI版を選択してください。2023年9月15日時点で最新はPHPCGI版は8.2です。
「変更」をクリックします。
ドメイン名●●●●のバージョンを「8.2」に変更します。よろしいですか?「OK」をクリックします。
これでPHPの変更が終了しました。5分から10分ほどお待ちください。
PHP iniを変更し.htaccessファイルの記述を優先にする
PHPの画面からPHP iniの「設定」をクリックします。
初期設定では、php_value, php_flagがOFFになってる状態です。php_value, php_flagについて「ON」を選択します。
php_value, php_flagをONにした状態で「php ini設定する」をクリックします。
設定を更新しますか?「OK」をクリックします。
.htaccessファイルに追記する
「サーバーの管理・設定」にマウスのカーソルを合わせて右に表示がされた「ロリポップ!FTP」をクリックします。
ディレクトリトップが表示されます。
- ロリポップ!ドメインの場合はディレクトリトップに.htaccessファイルがありますのでそちらをクリックします。
- 独自ドメインの場合で公開アップロードフォルダ名を入力された場合は公開アップロードフォルダ名のフォルダをクリックします。今回は独自ドメインの場合として公開アップロードフォルダをクリックしています。
ディレクトリ内のフォルダやファイルが表示されています。「.htaccess」ファイルをクリックします。
.htaccessに記載されている内容を誤って削除してしまうとWordPressが表示されないなどのエラーが発生する可能性もあります。修復できるようにファイルのダウンロードをおこなってください。
ダウンロードしてよろしいですか?「OK」をクリックします。
例としてWordPressの最大アップロードサイズを512MBに変更をおこなう場合は、以下の構文を#END Wordpressの下に入力します(コピー&貼り付けでも可能です)
memory_limit # メモリの使用量の設定をおこないます
post_max_size # POSTデータに許可される最大サイズの設定をおこないます
upload_max_filesize # アップロードされるファイルの最大サイズ設定をおこないます
512MBの場合、実際に入力もしくはコピー&貼り付ける内容:
php_value memory_limit 512M
php_value upload_max_filesize 512M
php_value post_max_size 512M
何かしらのプラグインを利用されている場合、こちらが説明で表示をおこなっている画像の記述内容と違う場合がありますが記述がされている場合でも#END Wordpressの下に入力します(コピー&貼り付けでも可能です)
記述を追加したら「保存する」をクリックします。
変更してよろしいですか?「OK」をクリックします。
最大アップロードファイル容量の上限値が変更されたか確認をする
最大アップロードファイル容量を512MBに変更をおこなっていますので、WordPressのダッシュボードにログインをおこなってメディアをクリックし最大アップロードファイル容量を確認してください。
またALL-One WP Migrationをインストールされている場合はカーソルをあわせてインポートをクリックしアップロードができる最大アップロードファイル容量を確認してください。
WordPress最大アップロードファイルサイズを旧スタンダードプラン(ベーシックプラン)で変更する方法
旧スタンダードプラン(ベーシックプラン)の場合、最大アップロードファイルサイズは100MBとなっていますが、.htaccessファイルに記述を追加し最大アップロードファイルサイズを512MBまで変更します。
LiteSpeed版は.htaccessファイルの記述が優先されています
ベーシックプラン(旧スタンダードプラン)のPHPバージョン LiteSpeed版については.htaccess の記述内容が優先されてる状態です。
.htaccessファイルに追記する
ユーザー専用ページにログインをおこない、「サーバーの管理・設定」にマウスのカーソルを合わせて右に表示がされた「ロリポップ!FTP」をクリックしてください。
ディレクトリトップが表示されます。
- ロリポップ!ドメインの場合はディレクトリトップに.htaccessファイルがありますのでそちらをクリックしてください。
- 独自ドメインの場合で公開アップロードフォルダ名を入力された場合は公開アップロードフォルダ名のフォルダをクリックしてください。今回は独自ドメインの場合として公開アップロードフォルダをクリックしています。
ディレクトリ内のフォルダやファイルが表示されています。「.htaccess」ファイルをクリックしてください。
.htaccessに記載されている内容を誤って削除してしまうとWordPressが表示されないなどのエラーが発生する可能性もあります。修復できるようにファイルのダウンロードをおこなってください。
ダウンロードしてよろしいですか?「OK」をクリックします。
例としてWordPressの最大アップロードサイズを512MBに変更をおこなう場合、以下の構文を#END Wordpressの下に入力します(コピー&貼り付けでも可能です)
memory_limit # メモリの使用量の設定をおこないます
post_max_size # POSTデータに許可される最大サイズの設定をおこないます
upload_max_filesize # アップロードされるファイルの最大サイズ設定をおこないます
512MBの場合、実際に入力もしくはコピー&貼り付ける内容:
php_value memory_limit 512M
php_value upload_max_filesize 512M
php_value post_max_size 512M
何かしらのプラグインを利用されている場合、こちらが説明で表示をおこなっている画像の記述内容と違う場合がありますが以下のように記述がされている場合でもコードの位置は同じです。
# END WordPress
php_value memory_limit 512M
php_value upload_max_filesize 512M
php_value post_max_size 512M# BEGIN LiteSpeed
# “BEGIN LiteSpeed” から “END LiteSpeed” までのディレクティブ (行) は
# 動的に生成され、WordPress フィルターによってのみ修正が可能です。
# これらのマーカー間にあるディレクティブへのいかなる変更も上書きされてしまいます。
<IfModule Litespeed>
SetEnv noabort 1
</IfModule>
# END LiteSpeed
記述を追加したら「保存する」をクリックします。
変更してよろしいですか?「OK」をクリックします。
最大アップロードファイル容量の上限値が変更されたか確認をする
最大アップロードファイル容量を512MBに変更をおこなっていますので、WordPressのダッシュボードにログインをおこなってメディアをクリックし最大アップロードファイル容量を確認してください。
またALL-One WP Migrationをインストールされている場合はカーソルをあわせてインポートをクリックしアップロードができる最大アップロードファイル容量を確認してください。
コメント一覧